昨年はHey! Say! JUMP、Sexy Zone、関ジャニ∞、嵐、そして初出場となったKing & Princeの5組が顔をそろえた。
「嵐、関ジャニ、キンプリは実力と人気からすれば妥当だったが、JUMPとセクゾは特にヒット曲があったわけではなかったので事務所のゴリ押しともされた。今年は厳しいかもしれない」(音楽業界関係者)
今年ジャニーズでは、9月の役員人事で副社長に就任した滝沢秀明氏がジャニーズJr.の各グループを自らプロデュースしたのが大きな動き。8月にはJr.のみの東京ドーム公演を成功させ、その場でSixTONESとSnow Manの2組が来年同時にCDデビューすると発表したのだ。
「できれば今年の紅白で2組を“お披露目”しておきたいところだと思われるが、今年はジャニー喜多川さんの追悼企画のみの出演になるのでは。とはいえ、来年以降。滝沢氏は自身が手掛けるグループを猛プッシュすることになりそうだ」(レコード会社関係)
来年に目を向けると、年内いっぱいで活動を休止する嵐、嵐の後に事務所の看板を背負うことになる関ジャニ、そして、キンプリの3組はほぼ出場内定とみてもよさそう。
残る2、もしくは3枠をほかのグループで争うことになりそうだが…。
「滝沢氏はデビューさせた2組を初出場させたいだろう。となると、すでにデビューしているほかのグループは1枠もしくは0枠。紅白出場枠ゲットがかなり難しくなりそうだ」(同)
ただでさえ、昨年デビューしたキンプリに追い抜かれてしまった印象があるほかのグループだが、紅白に出場できなくなってしまうと、どんどん存在感が薄れることになってしまいそうだ。