イベントの目玉は同人誌即売とコスプレ。日ごとにジャンルは変わり、15日夜にはお目当ての漫画をゲットする目的などで徹夜組が出現したが、16日夜は静かだった。
数年前のビッグサイトの夜は徹夜組であふれ返ったものだが、徹夜経験のある女性コスプレイヤーによると、自主規制で会場周辺での徹夜行為を禁止しているためか、アクセスのいい場所のまんが喫茶や格安ビジネスホテルなどに泊まる人が増えたという。“ヲタク狩り”を警戒している人もいるらしい。
近隣駅周辺を巡回する警備員は「これだけ大規模なイベントの割には、徹夜組もびっくりするぐらいまじめ。通路に寝ているのを注意すると『すいませんっ』とすぐ移動してくれますからね。私の場合は歯向かってくる人はいませんでした」とやりやすさを強調した。
さて、若い男女が集まる夏祭りとくれば、ナンパはつきもの。関係者によると、コミケで知り合って結婚した「コミケッ婚」と呼ぶカップルも誕生しているそうだ。
会場には、おっぱいの輪郭くっきりの超ミニブラやパンツ丸見えスタイル、谷間強調型などセクシーな女性コスプレイヤーがいっぱい。しかし、撮影には笑顔で応じてもイベントが終わればさっさと帰ってしまう。
北陸から上京した20代前半の女性来場者は「同人誌を購入することしか興味ありません。ひとりで楽しむための漫画を買いに来ました。親にもナイショです」とアブない発言。女性来場者は出会いを求めているわけではないのかも!?