search
とじる
トップ > レジャー > 日本ダービー アベコー 芝もOK! サクセスブロッケンが無傷で頂点に立つ

日本ダービー アベコー 芝もOK! サクセスブロッケンが無傷で頂点に立つ

 みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。あす6月1日は「第75回日本ダービー」(JpnI 東京芝2400m)。生産者が、馬主が、そして調教師にジョッキーが、一度は手にしたいと夢に見るレースです。サバイバルを勝ち抜いてきた精鋭18頭。昨年は牝馬ウオッカの衝撃的優勝。64年ぶりのドラマでした。今年はどんなクライマックスを迎えるのか。私はサクセスブロッケンに一票を投じます。

 今年は重賞2勝馬が、なんとわずか2頭しかいません。ディープスカイとマイネルチャールズ。それゆえこの2頭が人気の中心になりそうですが、これが実は危ない人気馬なのです。
 とくに、ディープスカイは今年すでに7戦目。過去10年で年明け6戦し優勝、あるいは2着した馬は皆無。ちなみに連対馬20頭中17頭が年明け2〜4戦組です。さらに、ディープスカイは毎日杯の後、皐月賞をパス。チョイスしたレースがなぜかNHKマイルC。ダービーが目標であれば、トライアルの青葉賞なりプリンシパルSの選択があったはずです。
 今年初めの2000mの未勝利戦が1番人気で9着。この後、2000m以上を一度も走っていないのです。距離に対する不安を抱えたままダービーを迎えてしまったといっていいでしょう。
 さて、話は当日の馬場状態に移りますが、木曜の夜半からの降雨でかなり微妙な状況。土曜も雨。ようやく日曜は回復するということですが、良馬場は難しい様相です。時計のかかる馬場と判断して、出した結論がこの馬です。
 サクセスブロッケンに◎。過去4戦はいずれもダート。芝はまだ未出走です。それゆえデータから見ると、完全に圏外ですが、それを承知のうえで、あえて狙いたいのは、そのたぐいまれなる潜在能力の高さ。
 昨秋の福島でデビューし、いきなり大差勝ち。それもレコード。続く黒竹賞→オープン・ヒヤシンスSを独走。そして注目すべきは前走の端午S。2番手からスピードの違いで4角先頭。そこで気合を入れてステッキ一発。あっという間に後続を突き放し、残り1Fを流す余裕で5馬身差をつけました。1800m1分51秒2も破格のタイムです。翌日の古馬1600万の上賀茂Sが1分51秒1。その比較からも間違いなく大物の器です。
 体形は脚長で、芝の長距離向きと推察。父はダービー2着のシンボリクリスエス。血統的背景も十分。今年もドラマチックな伝説が生まれそうです。

関連記事


レジャー→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

レジャー→

もっと見る→

注目タグ