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シリウスS 気になるアベコーの◎は!?

 29日(土)は秋の阪神競馬のラスト重賞となる「第11回シリウスS」(GIII ダ2000m)が行われる。昨年のJCダート馬アロンダイトの復帰で盛り上がるが、今回は10カ月ぶりに加えてハンデ頭の59kgと不安な点を抱えているのも事実。そこで、先週のオールカマーで見事に3連単を射止めたアベコーこと阿部幸太郎は今春の仁川Sで2着した好内容を買ってツムジカゼに白羽の矢を立てた。ハンデ55kgを味方につけ、脅威の粘り腰で押し切るとみた。
 みなさん、お元気ですか。アベコーこと阿部幸太郎です。
 さて、今週から私の予想を増やしていただくことになりました。中山の特別レースと最終レース。阪神のメーンレースです。競馬ですから当たり外れは時の運ですが、是非とも皆様の馬券作戦の参考になれば、と考えております。ご支援のほどよろしくお願い致します。
 今週は秋のGIシリーズ第1弾「スプリンターズS」。その前に、阪神では「シリウスS」が行われます。昨年、臨時の中京開催は別にして、本来はダ1400mで定着していたレース。それが今年からはダ2000m。なぜだか分かりませんが、レースの重みが軽薄になりそうな気もしています。
 このレースの最大のカギとなるのは、流れ、展開です。ドラゴンファイヤーを筆頭に、有力馬は差し、追い込み馬がほとんど。おそらく流れはスローペース。となると、ヒーローアンセムにとっては、願ってもない単騎逃げの形。得意の阪神で相当な粘り腰が期待できそうです。が、並ばれると脱落するような癖が心配で○にしました。
 そこで、◎はツムジカゼです。今回と同じようにスローが予測された今年3月、阪神のオープン・仁川S(ダ2000m)に注目。これまでとは一転して2番手を追走。大胆な積極策で、結果はハナ差2着。それでも、どんな競馬でもできることを実証したのは大収穫。当時3着がオーガストバイオで4着オリンピアンナイト。タイキエニグマがそのあと。時計が2分5秒7でラスト3Fが36秒3。非常に価値のある一戦です。

 さらに今回は前記・仁川Sと同じ55kgの恵まれたハンデ。ヒーローアンセムの逃げを利用し、2番手で折り合い、再び脅威の二枚腰に期待です。
 相手はドラゴンファイヤーの差し脚と、逃げるヒーローアンセムが展開的に魅力です。タガノゲルニカは2走目の反動が心配。アロンダイトは長期休養明けでいきなり59kg。心配です。

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