☆中山11R「中山記念」(芝1800メートル)
◎4リアルスティール
○7アンビシャス
▲9ロゴタイプ
△1ネオリアリズム、10ヌーヴォレコルト
今年GIに昇格した、大阪杯(4月2日)の前哨戦。1着馬に優先出走権が与えられる。その恩恵にあずかるのは、リアルスティール。昨年は3着に終わっているが、ドゥラメンテ・アンビシャスとはクビ・1/2馬身差。決して悲観する内容ではない。その後、ドバイターフ(GI)に優勝、天皇賞(秋)2着と一段と成長の跡を見せつけている。ジャパンCはキタサンブラックの前に5着(0秒6差)と、後塵を拝しているが「結果的に距離が長かった」(宮内助手)と巻き返しに意欲満々。3000メートルの菊花賞2着は素質の賜物。適鞍は1800メートル〜2000メートルの中距離。とりわけ、1800メートルはドバイターフ、共同通信杯の両重賞を含む全3勝を挙げている最高の舞台。勝って本番に大きく弾みをつける。相手は、昨年2着のアンビシャスが有力。
☆中山10R「ブラッドストーンS」(ダ1200メートル)
◎10ナリタスターワン
○14ゲマインシャフト
▲3アトランタ
△1ガッサンプレイ、15ドラゴンゲート
目先を変えてダート初挑戦の、ナリタスターワンが狙い目。成算がなければ敢えて冒険する意味がないからだ。昨秋以降、(4)(1)(1)(5)着と、充実ぶりは目覚ましい。とりわけ、休み明け+昇級緒戦の山城S5着は価値がある。スタートで出遅れる不利が重ならなければ結果は違っていたハズ。実力は勝ち負けのレベルだし、腕っ節の強いデムーロ騎手とのコンビも強調材料。決して無謀な狙いではない。このクラスの安定勢力、ゲマインシャフトが相手になる。
☆小倉11R「関門橋ステークス」(芝1800メートル)
◎2サンデーウィザード
○1カゼルタ
▲6アカネイロ
△8ウインクルサルーテ、9メイクアップ
安定感抜群の、サンデーウィザードでもう一丁いける。その前走、恋路ケ浜特別は真骨頂。クビ差の辛勝だが、この勝負強さがセールスポイントなのだ。過去1年間の戦績は、(2)(2)(4)(2)(2)(1)(2)(4)(1)着と、すべて4着以内。どんな条件下でも相手なりに走れるタイプだし、昇級の壁はない。デキの良さも目立っており期待したい。相手は、カゼルタ。重賞の愛知杯8着(0秒5差)は、ここでは威張れる。得意の小倉コース(3勝)なら好勝負。
☆阪神11R「阪急杯」・芝1400メートル
◎7シュウジ
○5ロサギガンティア
▲2トーキングドラム
△4ヒルノデイバロー、8ミッキーラブソング
函館スプリントS(レコード)2着、キーンランドC2着、スプリンターズS4着(0秒1差)と、勝てない症候群に陥っていたシュウジにとって、前走の阪神カップはまさに会心の勝利だった。メンバー最速の上り(34秒8)でイスラボニータを一蹴した内容は評価デキ、一皮むけた印象が強い。<4304>と、まだ底が割れていない分、ノビシロもある。2連勝で本番の高松宮記念(3月26日)に大きく前進だ。相手は、ロサギガンティア。阪神Cは5着と消化不良に終わっているが、着差は0秒2。斤量も1キロ軽くなるし巻き返しは十分可能だろう。
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。