調査は14年10月9日〜14日、10代から40代の全国のオリコンモニター500名に対して、インターネットを通じて実施された。
男性部門では、昨年で5連覇を達成したイチロー(プロ野球)が殿堂入りで調査対象外となり、代わりに、トップに立ったのは世界の舞台で活躍する錦織だった。
錦織は今夏の「全米オープンテニス」で日本人初の準優勝を果たして、“時の人”に…。その後も、「マレーシアオープン」「楽天ジャパンオープン」などを制して、世界ランキングも5位まで上げた。
そして、年間成績上位8人しか出場できない「ATPワールドツアー・ファイナルズ」への出場権を日本人として初めて獲得した。11月9日に開幕する同大会では、少しでも上を目指してほしいものだ。
以下、2位=内村航平(体操)=昨年2位、3位=羽生結弦(フィギュア)=同ランク外、4位タイ=田中将大(プロ野球)=同4位、4位タイ=内田篤人(サッカー)=同5位、4位タイ=本田圭佑=同3位、7位=大谷翔平(プロ野球)=同ランク外、8位=高橋大輔(フィギュア)=同8位、9位タイ=香川真司(サッカー)=同6位、9位タイ=長谷部誠(サッカー)=同ランク外の順となり、ソチ五輪で金メダルを獲得した羽生、二刀流で2ケタ勝利&2ケタ本塁打を成し遂げた大谷が初めてランクインした。
女性部門の2位以下は、2位=吉田沙保里(レスリング)=昨年2位、3位=木村沙織(バレーボール)=同3位、4位=石川佳純(卓球)=同10位、5位=福原愛(卓球)=同6位、6位=クルム伊達公子(テニス)=同4位、7位=田中理恵(体操)=同5位、8位=川澄奈穂美(サッカー)=同ランク外、9位=澤穂希(サッカー)=同7位、10位=安藤美姫(フィギュア)=同8位の順となり、石川の躍進ぶりが目立った。
(坂本太郎)