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エリザベス女王杯(GI、京都芝2200メートル、15日) ブエナビスタ 今度は決める!

 秋華賞(3着)での惜敗、そして降着。その敗因のひとつがトリッキーな京都内回りコースだった。思い起こせば、2走前の札幌記念(2着)も小回り。不器用ではないものの、阪神のマイル、そして東京の2400メートルを異次元の末脚で差し切ったブエナビスタにとって、この2戦は持ち味を生かすには難しいコース設定だった。

 それが今回は問答無用の力勝負となる京都外回りの2200メートル。過去、ダイワスカーレット、アドマイヤグルーヴ、ファインモーションといった女傑が力で押し切った舞台だ。もちろん、松田博調教師の気持ちも同じ。
 「秋華賞は道中でゴチャつく位置で、早めに外へ持ち出せなかった。今度は外回りだから前回のようなことはない」
 3歳牝馬同士では初黒星となった前走の秋華賞。しかし、ダメージは皆無だ。それを象徴するかのようにレース翌週の土曜(10月31日)から攻め時計を叩き出した。疲れが抜け切るのに手間取った春当時に比べると、その回復ぶりはかなり早い。4日に行われた1週前追い切りはWコースで3頭併せを敢行し、5F69秒0、ラスト1F12秒5(馬なり)をマーク。シャープな伸び脚、黒光りする馬体とも相変わらず目立っている。

 「トモが良くなって体もシャキッとしてきた。具合に関しては本当にいいよ」と指揮官も余裕の笑みを浮かべる。
 十八番ともいえる舞台なら取りこぼす心配はない。春のように直線勝負にかけて外へ持ち出す。古馬相手のGIとなるが、何も怖いものはない。
 「秋華賞前はすごくうるさかったけど、1度使っていい意味でガス抜きができた。今回は不安になるぐらいおとなしい。この気配ならいい結果を出してくれるやろ」
 4つ目のGI制覇へ。再び、絶大な信頼をここで取り戻すはずだ。

 【最終追いVTR】Wコースで6F85秒1→69秒5→54秒7→41秒9→11秒6。雨の中での追い切りとなったが、直線一杯に追われると、この馬らしい豪快な伸びを見せた。気合乗りも上々で変わりなく順調だ。

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