前走・毎日王冠(10着)は高速馬場になすすべもなく終わったが、「久しぶりの長距離輸送でテンションが高かった。しかも、東京も含めて初もの尽くしだったからな。もちろん、相手もハンパじゃなく強かった」と原園厩務員は意に介していない。
一転、今回は相手弱化に時計のかかる最終週。同厩務員も「カイバ食いがいいし、本当に体調がいい。今年最後のレースだし、期待しているんや」と目を輝せていた。
【最終追いVTR】CWコースで5F69秒0、ラスト1F12秒0(馬なり)をマーク。道中から馬任せで直線に入っても、秋山騎手の手綱は動かず終い。それでもゴール前は自らハミを取って好気合を見せた。間隔はあいたが、仕上がりはいい。