◎ナリタクリスタル
○サンライズベガ
▲アンノルーチェ
△リルダヴァル
△コスモセンサー
小回り1800mのハンデ戦ということで波乱含みが予想されるものの、トップハンデの57キロは背負い慣れた斤量であり大きな問題もなく能力を発揮できそうだ。小倉でのコース実績や近走の安定味からナリタクリスタルを本命に推す。重賞実績を考えれば56キロはむしろ恵まれた感すらある。この馬の先行脚質が得意コースで如何なく発揮されることだろう。中山金杯を一叩きし、状態面も上昇一途。勝ち負けになるだろう。ナリタの頭と考えると、同じような位置取りで競馬をするサンライズベガにも展開利が見込め、この2頭を本線に馬券を組み立てたい。穴はアンノルーチェ。19戦6勝の実績が示すように明け6歳馬としては数使っておらず、まだまだ伸びしろが期待できる馬。しかも6勝中3勝が今回と同じ小倉芝1800mが舞台。さらにハンデ戦においては7戦3勝。データ的にも穴馬として魅力十分だ。その他では、相手関係が楽になった印象のリルダヴァル、前走ニューイヤーS勝ちで改めて力のあるところを見せたコスモセンサーを抑えておきたい。
【馬連】流し(2)→(3)(8)(10)(11)
【3連単】2頭軸マルチ(2)(10)軸(3)(8)(11)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。