「『ドクターX』シーズン3は今年10月から放映される。同ドラマはテレ朝にとって『相棒』と並ぶキラーコンテンツです。'12年度に放映されたシーズン1は平均視聴率19.1%。昨年のシーズン2は23%。シーズン3が放映されれば、再び視聴率争いで日テレを破ることができるかもしれない」(編成関係者)
キャラクターが定着することを嫌がりシーズン3への出演を頑なに拒み続けてきたという米倉だが、今になって再びヒロイン・大門未知子になることを承諾した理由は何か。
「一つはギャラです。なんと一本の出演料がテレ朝史上最高額の500万円。『相棒』の水谷豊でさえ300万円ですから、これは大事件ですよ」(関係者)
もう一つの理由が、一時は“連ドラの女王”ともて囃された米倉人気に陰りが見え始めたこと。
「今年7月に放映された特番ドラマ『強き蟻』(テレ東)は視聴率10%。8月9日に放映された特番ドラマ『アウトバーン マル暴の女刑事・八神瑛子』(フジ)は10.8%で、真裏で放映された特番ドラマ『遺留捜査』(テレ朝)の12.8%に惨敗してしまった。『アウトバーン』は米倉も連ドラ化を狙っていただけにショックだったようです」(事情通)
このように米倉離れが静かに始まっているというのだ。
「すでに業界では、こちらもキャラの定着を恐れヒットドラマ『トリック』や『ごくせん』の続編を拒否して、いつの間にか主演女優の座から陥落してしまった仲間由紀恵になりかねないと噂されている。今回『ドクターX』を受けた理由はこうした声を伝え聞いたからに他ならない」(放送作家)
復活を遂げることができるのか。