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サラリーマンがひとりになりたいと思う シチュエーション3つ

 あなたは、ふとした瞬間に「ひとり」になりたいと思うことはないだろうか。会社では上司や派閥に気をつかい、家に帰れば妻と些細なことで言い争い、書斎でパソコンを開けば知り合いからの未読メールが何通も…。うんざりする一方で、「ひとり」になることに抵抗を感じてしまうという人も多い。ひとりぼっち、仲間はずれ、孤立など、「ひとり」という言葉はしばしばマイナスのイメージを連想させる。

 ところが、ベストセラー作家・川北義則さんは「孤独を恐れるな!」「ひとりになれ!」と言う。「“ひとり時間”こそが自分を高め、自分の力を育んでくれるのだ」と。ただし、「上質なをつくるには、ちょっとしたコツがいる」とも語る。そのコツとは何か?

 川北さんの最新刊『「孤独」が一流の男をつくる』(アスコム刊)から、上質な“ひとり時間”をつくる考え方のヒントをいくつか学んでみよう。

<仕事編>
 集団行動をよしとするメンタリティを持つ日本人は仲間はずれにされることを嫌がる。たしかに職場で仲間外れにされたら、自分の存在を否定されたような気がして、いい気分はしない。しかし、同僚は、広い意味では仲間だが、そこまで仲間意識の枠を広げる必要はあるだろうか。本当の仲間とは、何か「同じ想い」を共有する相手である。職場が一緒というだけの人びとにずるずるとつきあうことはない。「同じ想い」を共有した、大切な人にだけ、自分の時間を割けばよいのだ。

<家庭編>
 ひとつ屋根の下で暮らす夫婦は、そう簡単にはひとりになれないものだ。夫婦で適当な距離を保つには、それぞれが「ひとり遊び」をすればいい。旅行・趣味・習い事・散歩など、自由に行動することを認めあおう。そうすれば、互いに気兼ねせず、好きなことをしやすくなる。出かける妻に「俺の飯はどうするんだ」などと言ってはいけない。「俺のことはいいから、楽しんでこいよ」と気持ちよく送り出そう。

<友人づきあい編>
 「友だちの友だちは、また友だちだ」は、実は二流の考え方だと川北さんは言う。下手に友だちの輪を広げると、いつも誰かと一緒にいるはめになってしまう。「友だちをやたらと人に紹介しないこと」「誰かと友人関係になったら2人だけのつきあいにとどめておくこと」などを心がけることで、干渉し過ぎない、つかず離れずの「理想の友人関係」が築ける。

 このように、いろいろなシチュエーションで、上手に“ひとり時間”を演出してみよう。そして、誰にも邪魔されない時間と空間で、自分を磨くことに専念しよう。そうすれば、人生がより愉しく感じられるようになるはずだ。

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