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記録も胸も急成長中の重量挙げ・八木かなえ

 ロシアで行われているユニバーシアード夏季大会で、7月7日、重量挙げ女子53キロ級で、八木かなえ(20=金沢学院大)がスナッチ85キロ、ジャーク110キロのトータル195キロで優勝し、金メダルを獲得した。

 八木といえば、12年ロンドン五輪の日本代表。五輪では女子53キロ級で12位に終わったが、まだまだ記録も自慢のバストも急成長中のようだ。

 八木は92年7月16日生まれ、兵庫県神戸市出身。5歳から体操を始め、神戸市立押部谷中学時代は、全日本ジュニア選手権(2部)の個人総合で7位に入賞するほどの実力者だった。

 ところが、本人は「10年でひと区切り」として、08年の高校入学とともに、重量挙げに転向した。

 競技が変わっても、八木は運動能力の高さを存分に発揮。転向後、わずか8カ月で、アジアユース48キロ級で優勝。09年には「全国高校女子選手権53キロ級」を制し、「世界選手権」にも出場したが、48キロ級で10位だった。

 10、11年も「全国高校女子選手権53キロ級」で優勝し、3連覇を達成し、敵なしで金沢学院大に進学。

 大学で初の公式戦となった11年の「全日本女子学生選手権53キロ級」で優勝。12年の「全日本ジュニア選手権53キロ級」「全日本選手権53キロ級」を制して、ロンドン五輪日本代表に選出された。

 五輪ではいまひとつの成績だったが、今年に入っても、「全日本学生選抜大会53キロ級」「全日本学生個人選手権53キロ級」を制している。

 自称巨乳評論家のA氏は、「身長は153センチと小柄ながらも、そのパワーとバランスの良さは抜群ですね。重量挙げというと、どうしても『男がやるスポーツ』とのイメージが強いですが、アイドル顔負けのルックスは、重量挙げのイメージを変えましたね。Dカップはありそうですが、まだまだ胸も発展途上中で、今後に期待がもてます」と語る。

 まだ、20歳と若い八木。故障さえなければ、16年リオ五輪への出場も有力です。その時は、ぜひメダルを狙ってほしいものです。
(坂本太郎)

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