いきなりの追放劇だった。この日、無我は旗揚げメンバーの“ミスターバックドロップ”後藤達俊について、12・3大阪大会以降の参戦を見送ることを発表。会社への背任行為が原因だったとして、今後は後藤をリングにあげない方針を明らかにした。
かなり意味深長な“追放声明”だった。リリースでは「会社側と選手間での問題、選手間同士の問題は、普段から話し合いをもっておりますが、この度、解決がなされる前に会社にとって不利益となりうる新聞記事掲載がありましたので(中略)これ以上の招聘は見送らせていただくことになります」と追放理由が刻銘に記されていた。
しかし、その一方で後藤は猛反論。本紙の取材に「問題は無我にある」と真っ向から異議申し立て。さらには声を荒げ「そういえばドラゴントーナメントやるんだったな。なんだったら乗り込むぞ。まっ、どうせオレが怖いんだろけどな」とテロ予告を放った。
ケンカ別れとなってしまった無我と後藤。果たして追放劇の果てに何が待ち受けているのだろうか…。