各紙によると、音楽イベントを主催する沖縄タイムス社が発表。引退日に同市内で安室の楽曲と連動させた、本人が出演しない花火大会の開催がすでに発表されているが、その前夜祭として同イベントが行われ、安室が出演するという。
同イベントには、安室と同じ沖縄県出身の「BEGIN」、「MONGOL800」、2014年に安室との共演曲『グロテスク』を発表した平井堅の3組が出演。
安室は「すばらしいアーティストの皆さんと沖縄で同じステージに立てること、とても光栄に思っております。ステキな思い出になるよう頑張ります!」とコメントを寄せている。
「すでに引退ツアーを終えた安室。そのツアーでは、コンサートチケットやグッズなどでかなり荒稼ぎしたといわれています。安室からすれば、引退ツアーと宣言していただけに、それとは別に引退日にわざわざコンサートを開催してステージに立つことは、ファンへの“裏切り”だと思ったのでは」(レコード会社関係者)
安室は今年5月に県民栄誉賞を受賞。そんな経緯もあるだけに、引退前日は沖縄のファンへの“恩返し”の意味もありそうだが、引退日の単独公演は諸々の事情で難しかったと思われる。
「安室のギャラやステージセットの組立などの経費がかさんで、主催者側の予算オーバーだったのでは。常に完璧なステージを目指す安室は妥協しないはず。それに比べて、ほかのアーティストとの共催ならば、安室の単独公演と比べて経費が抑えられたのでは」(芸能記者)
いずれにせよ、歴史的な安室のラストステージのチケットだけに、熾烈な争奪戦が展開されそうだ。