すでに1600万は今年2月の雲雀Sで勝っており、ここは降級戦。重賞では、いま一歩の結果が続きましたが、新潟ではオープンでもそれなりのパフォーマンスを披露しています。
前々走のオープン特別・谷川岳S(3着)がそれです。中団追走から上がり3F34秒2の鋭い決め手を駆使して勝ち馬のマイネルフォーグとは0秒1差。芝1400m1分20秒4の時計も優秀です。
一瞬の切れ味が身上で、脚の使い方が多少難しいところはありますけど、何といっても左回りは得意ですし、前述の通り、新潟コースとの相性もいいですからね。やはり長い直線というのはこの馬にはプラスに働くこと間違いありません。それに条件クラスでしたら、オープンで走ってきたメンツにかけても負けるわけにはいきません。
中間は山元トレセンでここ目標にじっくり乗り込んできており、美浦に戻ってからの最終追い切りも素晴らしい動き。5月の京王杯SC以来の実戦になりますが、申し分のない仕上げです。クラブの期待も大きい馬で、ここは本気で勝ちにきていますから好勝負は必至です。