その彼が今度は、日テレの子会社であるラジオ日本の早朝新番組『ミネスタ〜峰竜太のスタミナラジオ』(月〜金曜午前9時)を担当することになった。10月開始で平日の2時間半(金曜は2時間)出演する。
峰のラジオでのレギュラーは、'93年4月まで放送されたニッポン放送『峰竜太のナンデモアルキメデス』以来。ギャラは年間推定5000万円という。
「首都圏でもっとも小さなラジオ局の仕事とはいえ、峰としては内心大喜びですよ。一部スポーツ紙が報じたら、すぐ自分のサイトでも大々的に書き込んでいました」(芸能界事情通)
というのも、峰の仕事量はだんだん落ち込んでいた。
目下『アッコにおまかせ!』(TBS系)『出没 アド街ック天国』(テレ東系)などキー局が2本。ほか出身地、長野の『情報ワイド ゆうがたGet!』(テレビ信州・週1コメンテイター)など合計4本しかない。一時に比べれば3分の1だ。
だが、'06年に建てた総額5億円の神楽坂の豪邸ローンが残っている。
峰は今回、ラジオ日本から大きなミッションを言い渡されていた。ウラ番組となるTBSラジオ『大沢悠里のゆうゆうワイド』のシェアを奪うことだ。
「今年6月に日本テレビからきた若い幹部が社長になった。イケイケタイプで、峰のような全国区を引っ張ってくることができた。しかし、いまの峰は還暦に近く以前のようなパワーはない。とりあえず1〜2年やらせて、だめなら交代ということでしょう。ただ、大沢も70歳と若くはないので、なにがあっても不思議ではない」(AMラジオ関係者)
峰にどんな奇策があるのか、ラジオ業界関係者は固唾を飲んで見守っている。