複数のメディアが報じたことによって明らかになったが、今年6月25日の深夜、軍団を率い、今年2月にジャニーズ事務所をクビになった赤西仁、ジャニーズ事務所に所属する山Pこと山下智久、関ジャニ∞の錦戸亮が東京・六本木のクラブでのイベント帰りにカップルと揉め、山下が女性の携帯電話を持ち去ったとして、器物損壊の疑いで被害届を出され、起訴されなかったものの、書類送検されてしまったのだ。
「最初は赤西の弁護士がカップルの男性とやりとりしていて、なんとか穏便に解決しようとした。ところが、男性は山下と錦戸がまったく関与しようとしないことに激怒し、示談を拒否。すると、あわててジャニーズの弁護士が出てきて、示談交渉にあたった。しかし、男性は被害届を取り下げず、示談が成立したものの、書類送検されてしまった」(芸能記者)
事件が発覚後、ジャニーズ事務所の幹部は頭を抱えてしまったという。
それもそのはずで、当時は関ジャニのメンバーが出演した映画「エイトレンジャー2」が公開中。8月には関ジャニが日本テレビ系のチャリティー特番「24時間テレビ」のメインパーソナリティーをつとめることが決定しており、10月からは錦戸が主演をつとめ、女優の満島ひかりと共演するドラマ「ごめんね青春!」が放送されることが決定していた。一方、事件の加害者となった山下は、10月から主演映画「近キョリ恋愛」が公開されることが決まっており、特に山下は事件の成り行き次第では映画の公開が中止になり、ジャニーズが損害賠償など甚大な被害を被る可能性も浮上してしまった。
「結局、錦戸のドラマがスタートするぐらいのタイミングで、ジャニーズの弁護士が数百万円の和解金を提示し示談が成立。しかし、男性は最後まで山下が直接謝罪しなかったことが不満だったようだ」(週刊誌記者)
とはいえ、これで懲りるような2人ではなく、7月に「フライデー」(講談社)が錦戸に一般人の新恋人がいるのを報道。
山下は10月22日に行われた、「近キョリ恋愛」のイベントで神妙な面持ちでファンに謝罪。しかし、翌23日に発売された「週刊文春」(文芸春秋)でモデル大森美知と“お泊まりデート”した様子を報じられた。さすがに、ジャニーズもバツが悪かったのか、大森との交際を否定するコメントを発表したのだ。
「山下と錦戸はもはや“リーチ状態”。あと1回大問題を起こせば、元KAT-TUNの田中聖と赤西のようにクビになってしまう。それもあってか、2人とも夜遊びを自粛気味だとか」(同)
たしかに、このところ、スキャンダルが目立つのはNEWSの手越祐也で、大暴れしていたころの錦戸と山下に勝る勢い。ジャニーズ幹部は毎日誰が何をやらかすか、ハラハラしているに違いない。