特に、米メディアは「なぜ日本では略奪が起きないのか」というテーマを議論に取り上げ、被災者の忍耐強さと秩序立った様子を称賛しているが、その理由は日本の各メディアの報道だという。
「米メディアのニュースソースのほとんどは日本のメディアの報道。日本のメディアはほとんど被災地の美談を取り上げているので、自然と米メディアにも美談が伝わってしまう。一部の被災地では“略奪まがい”のことも行われている」(週刊誌記者)
そんな実態を堂々とさらしたのが、宮城県内で被災した同県の某県立商業高校の定時制に通う20歳の男子学生。自身のmixiに「トレジャーハンター●●(ネット上では実名)」という強盗を連想させるようなタイトルを付け、震災発生時からの“強盗日記”をつづっているのだ。
この日記によると、地震発生時はパチンコ店にいたようで、「初日はパチンコ屋で死にかけた」とつづり、彼女らしき女性の安否を家族に確認したようだが、「俺んち被害なにもなし! 今地震保険全部おろす、作戦練ってる!」と被害を受けていないにもかかわらず保険金詐欺を画策。
そして2日目、被害にあった港の様子を「マジで海の被害やべえ」と書き込んでいるにもかかわらず、「怖かったけど食料とガソリン盗んできた! あとラブホから財布GET」と早くもやりたい放題。
3日目は甚大な被害を受けた仙台空港に行き「空港へハンティング」と絵文字つきで浮かれた心境を伺わせ、「カップラーメン缶詰を大量にGET!! 車上荒らしは警察がいてできなかった!」と“成果”をつづったものの、「ガソリンがない!!」と焦り気味。
それでも懲りることなく、「てかすごい欲しいタイヤとか沢山あったから、ガソリン入ったら、使えそうな車のパーツ取りに行くぜ」とまったく懲りる様子がなかった。
この男子学生が通う高校だが、「商業高校でスポーツに力を入れ、過去に五輪選手も輩出し、文化部の活動も盛ん」(予備校関係者)
プロフで高校名などを明かしていることから、ネット上ではこの男子学生の実名がさらされ「徹底的につぶせ」、「逮捕されたら罪状も町中にばれて一家ともどもリンチだな」など大バッシングを受けている。