内田取締役によれば、10日に新日プロの菅林直樹社長、ノアの仲田龍取締役と会談持ち、各団体の試合に出場するためのライセンスを導入する方針で話し合いが行われたという。
その背景には、昨年10月に会社員レスラーが合同練習中に死亡するという事故が起きたことも1つの要因となっている。
内田取締役は「何をもってプロ(レスラー)となるのか。ああいう事故をなくすにはどうしたらいいのか。メキシコでは免許がないと試合ができない。(ライセンスを)発行する側にも責任が出てくる」と未然に事故を防ぐためにも必要であると力説した。
今後も定期的に話し合って、フリー選手への待遇やライセンスの書式の統一など細かい部分を煮詰め、まとまり次第各団体ごとに発行する予定だ。
「(将来は)統一ライセンスにしていくことができれば。プロレスが進化していくように、フロントの人間も進化して対応していく」と変革に意欲満々。