「事件が発生した際、海老蔵の過去の“ご乱行”が散々報じられた。最近も、東日本大震災発生後、妻の小林麻央とともに福岡に避難し、現地で水を大量に買い占めている様子が報じられた。震災であまり芸能ニュースが大きく扱われないタイミングでの復帰発表は松竹の“戦略”のような気がしてならない」(芸能記者)
復帰に関してささやかれているのは、松竹の苦しい台所事情が大きく関わっているというのだ。
「海老蔵は松竹にとってトップクラスのドル箱で、海老蔵が稼働しないダメージはかなり大きい。また、海老蔵とともにドル箱の1人である中村勘三郎は病気療養中で復帰が秋になるだけに、苦渋の決断の末、海老蔵を復帰させることにした。さらに、海老蔵主演映画『一命』は3D映画でそれなりに興行収入が見込めるだけに、一度はお蔵入りになりそうだったが、10月公開が決定した」(演劇関係者)
とはいえ、予想外の早期復帰は、海老蔵を暴行したとして公判中の伊藤リオン被告サイドを刺激しそうだという。
「伊藤被告は昨年末に海老蔵と示談したにもかかわらず、先月14日に一審で懲役1年4月の実刑判決を受け控訴し、今後二審に臨む。伊藤被告を無罪にすべく、事件当日一緒にいた元暴走族リーダーや、周辺の関係者が今後、海老蔵の“爆弾”を公判やメディアで暴露する可能性が残っているだけに、海老蔵は戦々恐々。そんなストレスから解放されたのか、避難した福岡から帰ってきた海老蔵は激太りしていた」(女性誌記者)
7月は復帰に加え、昨年の豪華挙式・披露宴から1周年で、麻央が出産予定と海老蔵にとって記念すべき月になるが、海老蔵は伊藤被告の公判の行方が気になって仕方ないはずだ。