昨年のこのレースを勝って以来、勝ち星を挙げていませんが、GIII、GIIで2着。0秒1、0秒2と差もわずかで、過去の分も含めると重賞2着はなんと5回。重賞制覇は時間の問題だろうし、古馬のオープンでは、すでに3勝していて、ここでは最有力候補です。
秋初戦の富士Sは4着でしたが、勝ち馬とは0秒1差。スタートで立ち遅れる不利がありながら、メンバー最速の上がり3F33秒4の脚で猛然と追いこんできたのは迫力十分でした。今回は1度使われて反応も行きっぷりも良くなってくることでしょう。実際に、直前の追い切りでは好タイムをマークし、叩き上昇をアピールしています。
勝ち味に遅い面はありますが、調子落ちしていた春の2戦と、3歳時に約9か月近い休み明けで臨んだセントライト記念6着以外は、掲示板を外していない超堅実派。さらに、東京は9戦して4勝、2着3回の7連対。パワーあふれる迫力のフットワークは長い直線でさらに生きてきます。