◎ペルシャザール
○オルフェーブル
▲リフトザウイングス
△グランプリボス
△アドマイヤサガス
△リベルタス
共同通信杯(4着)で本命視したベルシャザールを今一度追いかけてみる。前走は、課題となっている出遅れ癖を見せてしまいレース中盤に脚を使わざるを得ず、終い勝負の展開にイマイチ伸び切れなかった。それでも勝ち馬から0.3秒差であり見限るのは早計。スタートさえまともならホープフルSでナカヤマナイト抑え込んだように勝つ力量は十分。追い切りでは手綱を取った安藤勝騎手が、「息遣いイマイチ」とのコメントを口にしたが、もともとそういう面のある馬でおおむね順調との評価。この中間は、入念にゲート練習を積んでおり普通に出れば結果はついてくるだろう。ベルシャザールからの流しであれば配当的に妙味があるので、この馬から手広く流したい。シンザン記念2着、きさらぎ賞3着と重賞Vへもう1歩のオルフェーブル、末脚切れるリフトザウイングス、朝日杯の勝ち馬グランプリボスあたりを本線に、以下、アドマイヤサガス、リベルタスまで抑えておきたい。
【馬連】流し(7)軸(5)(6)(11)(14)(17)
【3連単】フォーメーション(7)→(6)(11)(14)→(5)(6)(11)(14)(17)
◆阪神12R フラワーC
◎サトノフローラ
○マイネイサベル
▲マリアビスティー
△マヒナ
△イトククリ
△シナル
1勝馬が多くやや難解なメンバー構成。実績的に阪神JF6着→クイーンC2着のマイネイサベルから入るのが筋だろうが、それでは妙味がないので潜在能力に期待してサトノフローラから勝負したい。昨夏の新潟の新馬戦で9馬身差の圧勝劇を演じた同馬だが、6か月半ぶりの実戦は他馬に比べて明らかに不利。それでも震災の影響で2週間開催が延びたことで明らかに仕上げが進んでいる。1戦1勝の馬の評価はどうしても半信半疑になってしまうが、能力のない馬が9馬身も千切ることはできない。初戦くらい走れればこの相手なら競馬になるのではないか。
【馬連】流し(18)軸(2)(3)(8)(15)(17)
【3連単】フォーメーション(18)→(2)(3)(17)→(2)(3)(8)(15)(17)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。