感謝祭翌日の金曜日は、アメリカでは“ブラック・フライデー”と呼ばれ、この日を境にクリスマス商戦が開始されて、小売業者が黒字で潤う日である。
その“ブラック・フライデー”に、パリスは前から注文してあったフェラーリ・カリフォルニア2012年型をLAのマルホランド・エステートにある自宅に届けてもらったという。
パリスが購入したフェラーリ・カリフォルニアは、赤いカラーでコンバーチブルタイプ、4.3リッター、V8DOHCの最高出力は460馬力のFR車で、店頭価格は277,500ドル(約2200万円)だ。
ちなみにフェラーリ・カリフォルニアの燃費は、街中では1ガロン当たり13マイル(1リットルあたり5.5キロメートル)、高速走行でも1ガロン当たり19マイル(1リットルあたり8キロメートル)という贅沢なコストパフォーマンスとなっている。
昨今のセレブ御用達は地球温暖化などを考慮して、ハイブリッド車や電気自動車を購入する傾向があるが、この車の前に元恋人からプレゼントされたレクサスLFAといい、その前に乗っていたバービーピンクで塗装されたベントレー・コンチネンタルGTといい、ハイパワーのガソリン車がお好みのパリスにとって、エコなどという単語にはどうやら無関心らしい。