過去に「スタッフから出されたカレーが辛すぎたために怒って帰った」というものだ。これはまことしやかなYOSHIKI伝説の一つとして知られているが、イベントでは記者から、この話題にも遠回しに触れられた。YOSHIKIは「辛さにも限度がある」「当時は30倍の辛さのカレーを持って来られた」と話し、事実関係を認めた。これには、ネット上では「この話、マジだったのか」「30倍は俺でもキレるかもしれない」といった声が聞かれた。
YOSHIKI伝説の一つとして、ぜひとも本人に聞きたいのが和田アキ子との一件だろう。90年代初めに和田の自宅で行われたホームパーティーにおいて、YOSHIKIがサングラスをかけたままなのに和田が激怒したと言われている。シャンパンを飲んでいたYOSHIKIに和田が焼酎を飲ませようとしたといった逸話もある。
この件に関しては、4月に放送されたインターネット番組『和田アキ子:史上初の誕生会生中継』(AbemaTV)で、和田本人がポロリと漏らしている。放送では、陣内智則が仕掛け人として数々の失礼な行動を働き、その一つにサングラスをかけたままというものがあった。これはYOSHIKIとの一件を意識したものだろう。当然、和田は大激怒。種明かしがなされると、和田が思わず「YOSHIKIもそうやったから……」と名前を口に出してしまったのだ。ただ、周囲の人間はすぐに止めに入っていた。
和田側ですら、このピリピリ具合なのだから、YOSHIKIとしては、和田との一触即発事件はいまだ触れられないタブーとも言えそうだ。