「一時は多くのメディアが“本命タモリ”で盛り上がっていたんです。ダメだと分かると、今度は古舘伊知郎や明石家さんまなど超豪華芸能人の名前が飛び交い、皆が密かに期待を寄せていました」(芸能記者)
ところが、いざ名前を発表されてみれば、嵐メンバーの中でも一番地味な相葉だったことから、関係者からは一斉に落胆のため息が漏れたのだ。
この一報に小躍りしているのが、真裏で放送される『ガキの使いやあらへんで!! 絶対に笑ってはいけない科学博士24時!』(日本テレビ系)だという。
「今年も打倒NHK紅白を旗印に、6時間ぶち抜きで放送します。特に今回は、日テレが1億円も掛けて埼玉県の中学校を貸し切り、豪華セットで笑いを取りにいく。予定では超シークレットの仕掛け人としてベッキーの登場が予定されている。“おいてけ堀”が研究所の庭にあり、週刊文春を読みながらメンバーを待っているという設定。魚を持って行こうとすると『おいてけ〜』と恨めし気な声を発するんです。NHKの中身がつまらなければ『ガキ使』の圧勝ですよ」(放送作家)
早くも、最低視聴率記録更新も取り沙汰される紅白歌合戦。それにしてもなぜ、相葉が白組司会者に起用されたのか?
「いまだにNHK上層部はSMAPが出場してくれると淡い期待を寄せているんです。だから、司会者枠を嵐メンバーの中でも目立たない相葉にした。ジャニーズは再三に渡り『SMAPは厳しい』と通告するも、NHKサイドから出してきたオイシイ条件にグラついている。もう一つ、相葉を起用したのはスケジュール調整が楽だから。メンバーの中で、一番予定がスカスカ。打ち合わせにもたっぷりと時間が取れる。しかも、ギャラはリハと本番の2日で、たったの30万円。ジャニーズとしてはSMAP解散騒動に影響されて、嵐人気も低迷していることに危機感を持っている。ギャラは二の次、三の次だというワケです」(芸能プロ関係者)
さらにNHKは、ジャニーズに対し、こんな提案も持ち掛けたという。
「SMAPが出場するなら、相葉を手始めに2020年の東京五輪開催までメンバーを入れ代わり、立ち代わり紅白司会に起用する『5カ年計画』ですよ。ジャニーズサイドが今もSMAPメンバーを口説いている理由です」(芸能事情通)
白組司会起用を無邪気にはしゃぎ、喜んでいる相葉。こんなドロドロの裏事情を知ったら、さぞや落ち込むに違いないが…。