そもそも宮迫は、売れる前から俳優業にも励んでおり、近年も映画やドラマ出演にと大活躍していた。彼を追うように後輩も次々と俳優として活躍しているのをご存じだろうか。『キングオブコント2014』で優勝をし、現在も単独ライブをすればチケットは即完売。舞台袖に芸人が見に来る芸人No.1と呼び声が高いシソンヌは、ネタの面白さだけではなく、演技力にも定評がある。彼らは『勇者ヨシヒコ』シリーズ(テレビ東京系)などで知られる福田雄一氏と昔から親交があり、売れない頃から彼の作品にたびたび出演。『今日から俺は‼︎』(日本テレビ系)での熱演も記憶に新しい。
「じろうに関しては、出演だけではなく、彼のコントを観た関係者が作品の脚本をお願いしたというエピソードもあります。彼らの作り出すコントは独特で、中毒性がある。東野幸治、黒木華など芸能人ファンもかなり多いですし、ドラマや映画の関係者も足しげく彼らのライブに通っています。今後も俳優としても注目を浴びそうです」(エンタメライター)
また、『エンタの神様』(日本テレビ系)でブレークしたマシンガンズ・西堀亮は漫才を主にしながらも、フジテレビの27時間テレビ内で放送された『源氏さん!物語』、嵐の大野智主演の『世界一難しい恋』(日本テレビ系)など話題作に出演。このほかにも、初代『キングオブコント』王者のバッファロー吾郎Aは現在俳優業に転身。コンビ時代に『キングオブコント2010』で優勝した元キングオブコメディの今野浩喜も、数々の作品に出演し、引く手あまたの状況である。
「舞台に立ち続け『キングオブコント』を優勝するほどの人たちですから演技力は申し分ありません。彼らには人をひきつける魅力がある。顔も個性的な人もいれば、一般人のような顔立ちもいますよね。イケメン俳優にはできない役を演じるにはピッタリなんです」(同上)
宮迫がまだ復帰できない今、芸人兼俳優として活躍するのはシソンヌや西堀、バッファロー吾郎Aなのかもしれない。