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緊急レポート 赤字フジテレビのトドメを刺す来年3月「大改革」(1)

 フジテレビがいよいよ待ったなしの崖っぷちに追い込まれている。
 1959年の開局以来、初の赤字に転落してしまったのだ。親会社にあたる『フジ・メディア・ホールディングス』の発表(10月30日)によれば、〈2015年度上期売上高は前年比6.6%減の1466億円2900万円('14年上期1569億7800万円)。結果、営業利益10億1600万円、経常利益2億300万円、当期純利益2億4700万円の赤字〉となったのだ。
 「一部イベントや不動産事業部門などが増収だったため、連結ベースはどうにか黒字を保てそうだが、通期となると…。最終的な赤字額は20億円前後になるかもしれない。いまやフジ上層部は思考停止の状態です。幹部会で某部長が『コネ入社のツケが回って来たからだ!』なんて他人事のように言い出す状況に、誰もが危機感を持っている。でも、本当に何をしたら業績が上向くのか分からないのです」(編成関係者)

 フジテレビをここまで壊滅状態に追い込んでしまったのが、亀山千広社長の大号令のもとで着手した春・夏・秋の編成改革の失敗だろう。
 番組視聴率が取れないために、要となる放送収入が激減しているのだ。
 「全日帯の稼ぎ頭となるはずだった『直撃LIVE グッディ!』『バイキング』は相変わらずの絶不調。この10月から始まった新番組『巷のリアルTVカミングアウト!』、『人生のパイセンTV』、『優しい人なら解ける クイズやさしいね』もすべてシングル視聴率。週間ベスト10にフジのバラエティー番組は1本も入らない状況です。かつてフジの黄金期を作った『めちゃ×2イケてるッ!』もいまやシングルの常連組で、打ち切り秒読み段階に突入している。しかも、制作費は毎回赤字だ。唯一、注目されているのが10%前後をキープする『痛快TV スカッとジャパン』くらい」(制作会社関係者)

 看板だったドラマ部門も振るわない。いまや二桁を何とかキープしているのは、石原さとみと山下智久W主演の“月9ドラマ”『5→9〜私に恋したお坊さん〜』だけ。
 「期待された篠原涼子主演の『オトナ女子』や西島秀俊主演の『無痛〜診える眼』、松坂桃李主演『サイレーン』は、視聴率シングルを叩き出し惨敗濃厚」(フジテレビ関係者)

 音楽・スポーツ部門も苦戦中だ。
 「『水曜歌謡祭』でミソをつけた森高千里とアンジャッシュの渡部建が司会の『Love music』も2〜3%台。スポーツも日本テレビが開発したラグビーなどのコンテンツを見つけられずに現場は苛立っている。視聴率二桁台を取れるのは、単発のサッカーやフィギュアスケートだけだ」(局内事情通)

 フジテレビとかかわって大火傷したくないからか、人気芸能人らも距離を置き始めているという。その多くが、“視聴率が取れないタレント、もしくは俳優”という烙印を押されることを恐れているのだ。
 「“水10”ドラマ『無痛〜診える眼』の西島と『オトナ女子』の篠原がいい例です。2人の後遺症は大きい。1本5000万円以上も掛けて制作したドラマがシングル連発。フジというブランドがマイナスになったと言い訳しても、本人への潜在視聴率は問われるし、すべてをフジの責任には転化できない。低視聴率俳優のレッテルを貼られたら、他局や映画界はドン引きします」(芸能プロ関係者)

 実は、フジから逃げ始めた人気タレントは他にもいた…。
 「マツコ・デラックスはどんなに頼まれても、看板番組は受けない。マツコが出演している『ホンマでっか!?TV』、『アウト×デラックス』は、明石家さんまやナインティナインの矢部浩之のサブというスタンスです。有吉弘行も多くのレギュラー番組を抱える中、唯一の視聴率シングル『おーい!ひろいき村』をやめたくて仕方がない。自分の人気ブランドに傷が付くことを恐れています。また、最近は松本人志やさんまなどの大物から中堅クラスの芸人まで、フジの演出に注文を付けるようになった。日テレやテレ朝では絶対に見られない光景です。現場の硬直化は著しい」(お笑い関係者)

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