局幹部らが顔を会わせれば「やっべ〜ぞ!」が挨拶代わりになるという。実はいま、来年1月にスタートする大河ドラマ『真田丸』の脚本を執筆する三谷幸喜氏(54)にとんだ“看板倒れ”との噂が飛び交っているのだ。
理由は至極明快。三谷氏が監督&脚本を担当した映画『ギャラクシー街道』(10月24日公開)が、今後は大コケ必至。とにかく散々な評判なのだ。
もっとも、一部の三谷ファンや映画関係者から「おいおい、何を言っちゃってくれるの? 11月2日に発表された10月31日〜11月1日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)は首位だよ。9日間の興行収入は7億円超え」とお叱りの声が聞こえてきそうだが、実際は“厳しい”の一言に尽きるという。
「三谷監督の前作である『清須会議』('13年公開)に比べると、観客動員比は51.5%、最終興収もこのペースで行くと15億円以下という厳しい結果が出ている。いいのは初速だけですよ」(配給会社関係者)
さらに、肝心な中身がバッシング祭りなのだ。三谷監督初のSF作品ということで注目を集めたものの、ネットやSNS上では公開初日から批判コメントのラッシュアワー。
〈笑えない、つまらない、くだらないの三拍子〉
〈金返せ〉
〈時間の無駄〉
〈見なきゃよかった〉
〈レベルの低いコント番組だ〉
といった酷評ばかりが並んでいるのだ。
「今後、これらの評判は拡大し、客は減っていくはず。しかも、現在、お客が入っているのは東京、大阪、博多などの大都市だけで地方の映画館では閑古鳥が鳴いている。『ギャラクシー街道』は、確実に三谷の黒歴史になる」(興行事情通)
この結果に慌てているのが冒頭のNHK関係者というわけだ。いまさらながら「三谷が脚本を執筆する『真田丸』は本当に大丈夫なんだろうな?」と言う疑心暗鬼の声が上がっているのだ。
「映画の失敗がそのままNHK大河ドラマ『真田丸』の失速につながりやしないかとスタッフは皆ハラハラ、ドキドキ状態なのです」(ドラマ制作スタッフ)