11月23日に3年4カ月の執行猶予期間が明けるとはいえ、今でも復帰には批判的な声もある。その際、問題視されているのが、彼女をマネジメントする事務所の“バック”。
彼女が所属する『オフィス・ニグンニイバ』は、東京都渋谷区に本社を置き、設立は古く96年。社長の廣瀬洋二郎氏は、かつて酒井もいたサンミュージック出身で、女優で引退した桜井幸子と独立して設立した。現在は鳥羽潤、渡辺裕香らが所属している。
「社長がサン出身のため、現在のサン経営陣が違約金立替え回収で、酒井を押し込んだという見方もあります。ただ、サンは今回の独立や舞台には一切からんでいない。どうやら大手実力事務所が背後に控えているようです」(芸能プロ関係者)
それは、バーニンクプロといわれている。
「情報番組『ミヤネ屋』がときおり酒井の舞台ネタを扱うが、これは司会の宮根誠司がバーニング傘下の事務所所属のためです。酒井の新事務所を逆さから読むと“バイニング2”となり、これをもじればバーニングの二軍と解釈できる。となれば酒井を抑えているのがバーニングプロだという情報が流れてもおかしくありません」(芸能界事情通)
来年は酒井主演の映画も決まっているというが、この舞台興行が成功しない限り話は進まないだろう。
「舞台は東京・渋谷区文化総合センター大和田さくらホールで、S席8500円、A席7500円は高いと言わざるをえません。だからチケットはさっぱり売れていない。いまさら値下げもできないでしょうから、埋まらない場合は、初日に大量に招待券を出すしかないでしょうね」(前出・芸能界事情通)
酒井は復帰しても、果たして元がとれるかどうか。舞台が試金石となろう。