『フカボリン』は、「なんだか聞いたことあるけど、詳しくは知らない」というような流行モノを掘っていくクイズ番組で、毎回「フカボリ映像」のあとクイズが出題。愛実がMCアシスタントで、オリラジ、インパルス、松沢が解答する。が、MCを務めるお笑い芸人の博多大吉は、なぜか会場には姿を見せず、映像を通して偉そうに指令を出すという。
この日は2回目の収録日でもあったが、会見では、中田が「どういう番組になっていくのかがまだわからないという意味でも、すごく楽しみな番組」と早くもノリノリの様子。続けて、インパルスとオリラジの本格的な共演が初めてであることを紹介したが、板倉から「もう一つくらい何かほしいなあと思って、ふったの? 今?」と突っ込まれた。中田は、「フカボルなあ〜。心の内側をフカボルといいことも、よくないこともありますから」と反撃。
しかし、この辺りから中田のトークが走りだし、今後、フカボリたいこととして、「好景気になるにはどうすればよいのか」「本当のお金持ちっているのか」「がんばってもなかなか給料が上がらないことに対してとか」などと語り始めた。ついには、芸能事務所とお笑い芸人の「パワーバランス」についてフカボリたいと口にし、「なぜ、お金の流れが決して透明にならないのか」などと続けた。すかさず藤森から、「やめろよ!」「透明だよ!」などの言葉が出るも、その後も中田のトークは止まらず、「パワーバランス」についてを『フカボリン』の最終回で取り上げることを提案。しかし、堤下から「お前が、最終回だよ!」と引導を渡され(?)、芸人たちの口から暴走トークが繰り出されるたびに、会場が爆笑に包まれた。(中村道彦)