まだ底を見せていない伸び盛りの3歳馬で、プラスアルファは計り知れない。完成された古馬にはない、これが大きな魅力で実績不足を補って余りある。
508キロと雄大な馬格は、父サクラバクシンオーを彷彿させる。一流スプリンターのDNAを受け継ぎ、一気に頂点を極める。人気のグリーンバーディーを完封した、セントウルSはこの馬の真骨頂であり通過点に過ぎなかった。
1枠2番と、理想的な枠順も勝利を後押しする。一段と競馬がしやすくなったし、先行抜け出しが決まるとみた。
◎2ダッシャーゴーゴー
○5ビービーガルダン
▲14キンシャサノキセキ
△8ワンカラット、15ジェイケイセラヴィ
10R「江戸川特別」(ダ1800メートル)は休み明けを1度使われた、アイアムイチバンが大爆発する。成長度に富んだ3歳馬で上積みは大きい。
前走の鋸山特別7着はスタート直後に躓く不利が、致命傷だった。それでもメンバー最速の差し脚を発揮し、0秒6差まで巻き返した内容は、ここに大きく望みをつなぐもの。
中山ダ1800メートルは全2勝を挙げている、ベストの条件でもある。普通に走ってくればチャンスは大きい。
◎2アイアムイチバン
○8ダノンエリモトップ
▲9マエストラーレ
△4フェイマステイル、11アルダントヌイ
9R「芙蓉ステークス」は新馬戦が圧巻だった、トウシンイーグルでもう一丁。
スローペースを2番手で折り合い、最後はメンバー最速の差し脚で0秒2差突き放す完勝劇。センスの良さは実力の証しでもある。阪神の急坂を克服した点でも、ライバルを一歩リードだ。
良血馬のオルフェーヴルはデビュー戦で露呈した、気性難が玉にきず。○の評価が無難だろう。
◎4トウシンイーグル
○3オルフェーヴル
▲7レッドエレンシア
△1ニシノクエーサー、2ホエールキャプチャ
最終R「中山オータムプレミアム」(ダ1200メートル)は満を持して出走する、ティアップハーレーに白羽の矢。
中山ダ1200メートルは、〈3203〉とメンバー屈指の実績を挙げているベストの条件でもある。3勝の中には、ここと同条件のアクアマリンSも含まれている。
勝利の方程式に当てはまるだけに、確勝だ。
◎4ティアップハーレー
○2シルクフォーチュン
▲3ハイエモーション
△6ハッピーダイアリー、9インプレスウィナー
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。