「なにしろ、日テレの夕方から夜にかけては最強の布陣が敷かれていますからね。『笑点』にはじまり『真相報道 バンキシャ!』『ザ!鉄腕!DASH!!』『謎とき冒険バラエティー 世界の果てまでイッテQ!』とすべて高視聴率を記録しています。家族が安心して観られる番組という点に特徴がありますね。特に『バンキシャ!』はこれといって特徴のない情報番組ですが、前番組と後番組の人気が高いため、高視聴率を記録しています」(放送作家)
このうち直接の裏番組対決となるのは、『ナニコレ珍百景』と『鉄腕!DASH!!』、『ポツンと一軒家』と『イッテQ!』となる。『イッテQ!』の牙城はなかなか崩せそうにないが、『鉄腕!DASH!!』はこれまでの人気を維持できるかは未知数だ。
「なにしろ、今年4月に発覚した山口達也元メンバーの未成年への強制わいせつ騒動は尾を引いていますからね。山口の復帰の目処がまったく立たない状態ですから、裏番組に人気を食われてしまう可能性もあるでしょう。特に、テレビ朝日のバラエティー番組の強化により、継続して見る流れをつけられてしまうと、視聴率を奪い返すのも難しそうです」(前出・同)
さらに、2019年1月からは、注目のNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』もはじまる。他局の人気番組に挟まれる日テレは最大のピンチを迎えそうだ。