山口は卒業発表を受けて、ツイッターは更新せず、プロフィール欄に「5月5,6日握手会 5月18日卒業公演 よろしくお願いします」と記すにとどまっている。
卒業と名前がついているものの、円満とは言いがたく、実質的な“強制卒業”といえる。これを受け、ネット上では「運営、マジクソだわ」「何の解決にもなっていないし、これからも新しい被害者が生まれそう」といった疑問の声があふれている。
AKBグループでは過去にも、円満ではない形で卒業となったメンバーがいる。ほかには誰がいるだろうか。
ポスト鈴木奈々としてバラエティ番組で活躍中の西野未姫は、2017年3月に卒業している。「握手会が嫌いだった」といったぶっちゃけトークでも話題の通り、ファンのメッセージに反論するなど、かなりトガッた性格だったようだ。そのためファンがどんどんと離れて行き、そのストレスからドカ食いが止まらず、激太りでさらにファンを無くす悪循環にハマる。さらに、元ジャニーズJr.メンバーとの深夜デートも報じられ、唐突な卒業に至った。実質的な「クビ」といえる。
野呂佳代も、バラエティ番組で「卒業したくないのにさせられた」と暴露している。彼女は、もともとバラエティ対応力の高いメンバーであり、『M-1グランプリ』にも出場経験がある。2010年にはAKB48からSDN48へ完全移籍し、キャプテンを務めている。彼女の場合は問題を起こして「クビ」というよりは、「クビにさせられた」。ネタでいじられるキャラといえ、深刻度は低そうだ。
13期生のホープとして期待された大島涼花も、2017年6月に卒業している。卒業理由としては、ジャニーズJr.との交際が報じられたほか、ほかのメンバーにも男性を紹介するなど、素行の悪さが問題になったとされる。
西野、大島とほぼ同時期の2017年4月にグループを卒業した中田ちさとは、26歳という年齢がネックになったといわれる。もともと、「若さだけがアイドルではない、大人の魅力で勝負します」をキャッチフレーズに掲げていたが、人気は伸びなかった。やはり、アイドルは「若さ」が一つの強みなのだろう。
こうして並べて見ても、やはり山口の唐突な卒業に違和感が残るのは確かだろう。
記事内の引用について 山口真帆のツイッターより https://twitter.com/maho_yamaguchi