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ダービー卿CT 本紙・橋本記者が、あの穴馬を極秘取材!?

 今週の中山メーンはマイルの最高峰・安田記念の一里塚「第40回ダービー卿CT」(GIII 芝1600m 6日)。波乱含みのハンデ戦で予断を許さないが、美浦黄門こと本紙・橋本千春記者は目下特別2連勝の新鋭グレイトフルタイムに着目。54kgとハンデにも恵まれ“金星”奪取のチャンス十分。ケイコ役の安瀬助手を直撃インタビューした。

 −−2連勝と好調な要因は何ですか?
 安瀬助手「もともと3歳の昨年、2度重賞に挑戦したように、期待の大きかった馬。しかし、DDSP(舌を巻き込み一時的に呼吸困難になるノドの欠陥)を抱えていたため、コンスタントに能力を発揮できず、昨夏の北海道では舌を縛って予防していた。好調の源は大人になってDDSPが解消され、能力を発揮できるようになったからです」

 −−前走のアクアマリンS(芝1600m)はクビ差の辛勝でしたが、この距離が長いことはないですか。
 安瀬助手「最後はどれだけ突き放すかと思ったけど、抜け出すのが早かった分、最後は止まってしまいましたね(笑)。距離のせいではないですよ。2連勝はいずれも内枠(2枠)でロスなく回ってこれたけど、力をつけているのは間違いない。そうでなかったら、いきなり1600万は勝てないです」

 −−坂路からWコースに調教パターンをかえたことも、成績と関係があるのですか。
 安瀬助手「両前のトウ骨がチクチクしているので、負担の軽いコースにかえたらいい結果につながったね」

 −−最終追い切り(6F79秒0→64秒6→50秒4→36秒9→13秒4=馬なり)の感想をお願いします。
 安瀬助手「もともとケイコは動く馬だけど、満足のいく動きでした。中1週の疲れはないし、力は出せるでしょう」

 −−最後に意気込みをお願いします。
 安瀬助手「前走は『少し掛かっていた』と内田騎手が言っていたので、重賞メンバーでペースが速くなれば、かえって競馬はしやすい。良馬場が条件になるが、充実著しい今ならハンデ差を生かして上位争いに持ち込めるかもしれない。応援してください」

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