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のりピー留置所で“恥辱”

 覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された女優酒井法子容疑者(38)はきょう10日、警視庁東京湾岸署からいったん身柄を東京地検に送致されたのち、再び同署に戻って最大20日間の留置生活を送る。有名人であろうとなかろうと規律や監視は厳しく、アイドル出身の酒井容疑者には恥辱の留置生活となりそうだ。

 酒井容疑者が留置されている東京湾岸署は女性専用留置場を完備している。昨年3月に開署された際には人気刑事ドラマ「踊る大捜査線」などと絡めて話題を集めた。老朽化の著しい警察署に比べれば新築だから快適だが、その留置生活は甘いものではない。
 留置場では逃亡や証拠隠滅、自殺・自傷行為を防止するため、さまざまな制約が課せられる。鉄格子越しにその生活を監視されることはよく知られているが、大小便の排泄も完全個室とはいかず低い囲いがあるだけ。タイミングが悪いと看守と目が合ってしまうこともあるという。

 刑事事件に詳しいジャーナリストは「留置にあたって最も屈辱的とされるのが肛門検査。他人にケツの穴を広げられ、凶器となりそうなモノを隠していないかチェックされる。体中の穴という穴を調べられるから、元アイドルの酒井容疑者にはキツいだろう」と指摘する。自殺防止などのためワイヤー入りブラジャーが認められないはもちろんのこと、ヒモ状で首吊りの危険性があると判断されればノーブラ生活を送るしかない。
 女性専用留置場では、基本的に身の回りのことすべてを女性警察官が担当する。移動時なども男性の被留置者にその姿をみせることのないよう配慮されている。生活面では、最低でも5日に1回以上は入浴できるほか、運動のために屋外に出ることも認められている。法曹関係者は「日弁連などが被留置者の処遇改善を求めてきたこともあり、昔に比べれば随分扱いはよくなった」と話す。
 警察庁ホームページの「警察の留置業務」によると、女性の被留置者の身体検査や入浴の立会いは必ず女性警察官か女性職員が行うほか、身だしなみを整えるために必要な化粧品やくし、ヘアブラシを洗面所などで使用することもできる。

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