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橋本千春の勝ち馬ピックアップ!(6/17)ジューンステークス、他

3回東京競馬5日目(6月17日・土曜日)予想・橋本 千春

東京11R「ジューンS」芝2000㍍
◎(3)トーセンマタコイヤ
○(1)プロディガルサン
▲(5)ヴォージュ
△(6)ブラックバゴ、(10)スモークフリー
 年をとることは恥をかくこと、と聞いたことがある。同じ失敗でも若い時なら笑って大目に見てもらえるが、年をとったらそうはいかない。突然、こんな話を持ち出したのは、先週のマーメイドSで本命に推したビッシュについて重賞を勝ってないと錯覚、そのまま記事にしてしまったのだ。穴があったら入りたい心境だ。関係者はもとより、ビッシュファンには申し訳ないことをしてしまった。お詫びして訂正します。閑話休題。東京2000㍍は<2200>と、パーフェクト連対を継続中のトーセンマタコイヤに期待。前走の緑風Sは5着に終わっているが「敗因は道悪馬場がすべて」と説明する伊丹助手。「相手は骨っぽいが、良馬場でやれれば勝ち負けになる。(初コンビの)戸崎騎手とも息が合いそう」と、巻き返しを誓った。もともと、新馬戦から破竹の3連勝を達成した逸材。2戦目の山吹賞でゴールドアクター(15年有馬記念)を破っているほど。力を出し切れば突き抜ける。

東京10R「相模湖特別」芝1400㍍
◎(11)ドーヴァー
○(8)アルジャンテ
▲(7)エクラミレネール
△(1)ショウナンライズ、(5)アッラサルーテ
 準オープンで再三、勝ち負けを演じてきた実績馬のドーヴァーでいける。前走のフリーウェイSも4着(0秒1差)とはいえ、上り3F32秒7はメンバー最速だ。千万条件は昨年の木更津特別を快勝しており、実力を疑う余地はない。降級してチャンスは大きく広がった。東京1400㍍は新馬勝ちしているゲンの良い条件だし、負かしたのは後のオークス2着馬チェッキーノだ。当面の相手は、もう1頭の降級馬アルジャンテ。

阪神11R「天保山S」ダ1400㍍
◎(3)キングズガード
○(5)コウエイエンブレム
▲(1)スマートアヴァロン
△(2)キタサンサジン、(8)スーサンジョイ
 強敵相手に闘ってきた、キングズガードが混戦に断を下す。交流重賞の黒船賞は2着とチャンスを逸しているが、メンバー最速の上りを発揮し0秒2差と迫った内容は評価できる。また、グリーンチャンネルCで今回と同斤量の58㌔を背負って2着した実績があるのも心強い。加えて、阪神1400㍍は、<5410>と全勝ち星を挙げている十八番の条件だ。勝利のお膳立ては整った。当面の相手は、コウエイエンブレム。近5走、①②①①②着と堅実無類で好勝負必至。

函館11R「HTB杯」芝1200㍍
◎(9)レーヴムーン
○(11)タマモブリリアン
▲(12)ショウナンマッシブ
△(6)フジノパンサー、(10)ラホーヤビーチ
 実績、実力ともここではレーヴムーンが一歩リードしている。今回と同じ千万特別は昨年の西部日刊スポーツ杯を快勝しているし、この時破ったのが明日の函館スプリントSで有力候補の1頭に上がっている、キングハートだ。加えて、準オープンで2着2回の実績もアドバンテージ。降級戦なら負けられないところ。当面の相手は、タマモブリリアン。2連勝で現級勝ちしている実力の持ち主だ。

※出走表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合して下さい。

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