有働アナといえば、歯切れのよいコメントや親しみやすさで、同時間帯番組の視聴率1位を記録し続ける人気キャスターだ。そればかりか、幾度となく『紅白歌合戦』の総合司会に抜擢されるなど、NHKが誇る“看板女子アナ”の1人。仮にフリーに転身したら、その価値はウン億円規模になると言われているのだ。
「NHKを辞めてフリーになると決意すれば、移籍金は最低3億円。さらに仕事も民放キー局から引く手あまたとなる。潜在視聴率が11%以上もあるからです。視聴率男と言われる明石家さんまが10.5%。こんなに高い数字を持っている女子アナはいまだかつて存在しません」(テレビ関係者)
独立&フリーアナに転身すれば、バラ色の生活が待っていたはずの有働アナ。なぜ、断念してしまったのか…!?
「一番は、結婚秒読みと言われていた愛知県の創業70年という老舗設備関係会社の御曹司、実業家A氏と破局してしまったからです。フリーになるのは生活の拠点を名古屋に移さなければいけなかったから。でも、その必要性がなくなったんです」(芸能記者)
そしてもう一つは、テレビ界の未来に失望しているからだという。
「フリーになったところで、もてはやされるのはあと数年。現在、46歳の有働アナが50歳になっても現在の人気を維持できるかは疑問です。それよりも、現職のチーフアナウンサーから理事待遇のエグゼクティブアナウンサーに昇進し、初の部長職を狙った方が美味しいと計算したようです」(テレビ事情通)
NHK上層部は胸をなでおろしているに違いない。