報道をまとめると、12日午前6時58分、同市中央区の堺筋沿いの歩道から80センチほど離れた車道に「パンクした不審車両が止まっている」と通報があった。警察官が駆けつけると、エンジンがかかったままの車内で、同容疑者が運転席のリクライニングを倒して寝ていたため、ドアをノックして起こしたところ驚いた様子。呼気から基準値を超えるアルコールが検出され、付近の防犯カメラから同容疑者が運転していたことが確認されたため逮捕となった。
同容疑者は取り調べには素直に応じており、「お酒を結構飲んだせいもあるが運転した記憶がない」と容疑を否認。接見した弁護士にも「本当に何も覚えていない」と話しているという。
「所属する吉本興業では今年2月、お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介が道交法違反(ひき逃げ)などの疑いで書類送検され、(事故を起こした昨年12月から)3か月半謹慎したばかりだが、ガリクソン容疑者のケースでは解雇されても仕方ないだろう。今後、芸人として活動していくのは絶望的だろう」(芸能記者)
一部報道によると、ガリクソン容疑者は知人男性に呼ばれて12日午前2時半ごろ、大阪市内のバーに来店。女性タレントの門楼まりりんら男女合わせて10人弱と合流。同6時ごろ、お開きになった際、同容疑者は1人で立っていられないほどに酔っていて、店でタクシーを呼んだというが、「車で来ている。寝て帰る」と言ったため、女性を含めた3人で駐車場近くまで送り別れたというが、居合わせた客にとっても後味が悪い事態になってしまったようだ。