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公職選挙法違反が浮上した今井絵理子議員

 政務活動費の架空発注をめぐって議員辞職した元神戸市議・橋本健氏との不倫疑惑が報じられた今井絵理子参院議員だが、公職選挙法違反にあたる行為を行っていたことを、発売中の「週刊新潮」(新潮社)が報じている。

 8月上旬、内閣改造が行われたが、同誌によると、今井議員は改造によって出世した議員十数名に対し「お祝い」のビール券を贈ったという。1人あたりの額面は5000〜8000円ほどだったとか。

 しかし、政治家は公職選挙法199条の2により、有権者への金銭や物品の寄付行為を禁じられているが、国会議員も有権者のため、公選法違反に当たるというのだ。

 同誌は8月27日の夜、都内の自宅で今井議員を直撃。橋本氏の件やビール券の配布について質問したが、コメントしなかったという。

 「若くして芸能界に入り大金を手にしてしまったので、金銭感覚も常識も一般人とかけ離れてしまっている。昨年、初当選したが、なかなか秘書も見つからず、今の秘書も政治家としての“常識”をしっかり教育していないようだ」(芸能記者)

 同誌によると、橋本氏が渦中だった8月25日、今井議員は自民党本部で開かれた部会に出席。それまでは部会に来てもほとんど黙っているだけだったというが、障害を持つ長男を育てているだけに、厚生労働省部会では障害者の特別支援教育制度の拡充について発言していたというのだが…。

 「不倫疑惑報道でイメージは転落。おまけに、多くの議員は“政務”をこなしている新幹線の中で爆睡していることまでバレてしまった。それでも、まだ任期は5年も残っており、その給与は国民の税金。議員として何か“実績”を残そうという気概があれば再起できるかもしれないが、そんな気概もなさそう」(永田町関係者)

 今井議員は今後議員として“茨の道”を歩むことになりそうだ。

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