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JR東日本・東小金井駅で終電後の臨時列車が到着するも、駅閉鎖で乗客が改札出られず

 JR東日本の中央線・東小金井駅(東京都小金井市梶野町)で、10月27日午前2時25分頃、終電後に到着した臨時列車の乗客3人が、改札口のシャッターが閉まっていたため、一時外に出られないトラブルがあったことが分かった。

 同社の八王子支社によると、26日午後11時半頃、JR横浜戦で人身事故が発生し、電車が止まった。27日午前1時半に運転を再開したことから、八王子駅で中央線へ乗り換えをする客のために、高尾発三鷹行き上り臨時列車を運行した。

 ここまでは良かったのだが、同社東京総合指令室が同駅に臨時列車の運行を連絡しようとしたが、駅員が電話に出なかった。当時、駅員はホームや改札などで業務をしていた。

 本来なら、指令室が再度連絡をする必要があったのだが、それを忘れてしまい、同駅には伝わっていなかった。

 そのため、駅員は臨時列車の到着を知らず、通常通り午前1時半頃に改札口のシャッターを閉めた。臨時列車到着時、駅員は仮眠しており、気付かなかった。

 同駅で下車した乗客3人は、困り果て、防火扉を開けて外に出る様子が、防犯カメラに写っていたという。

 このケースでは、駅員は責められず、しっかり連絡を取らなかった指令室に問題がありそうだ。シャッターが閉まっていても、外に出ることができたのは不幸中の幸いだった。

 同支社は「お客様に大変ご迷惑をかけ、深くお詫びします。社員の指導を徹底していきます」とコメントしている。
(蔵元英二)

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