公式サイトでは「この度、江角マキコは研音グループより所属を離れ、株式会社インクワイヤーで新たなスタートをきることになりました。今後とも変わらぬご支援をよろしくお願いします」と個人事務所を設立して活動することを説明。3月20日付で江角の公式サイトも閉鎖されるという。
同社といえば、先月、俳優の松田翔太が「今後の方向性を話し合った結果こういう形になりました」と説明し、実母で女優の松田美由紀が代表を務め、実兄で俳優の松田龍平、俳優の森山未來らが所属する芸能プロ・オフィス作に移籍。
2カ月連続で所属タレントが退社することになった。
「江角、松田ともにドラマはメイン級でブッキングできて、それなりにCMも入る稼げるタレント。事務所サイドとしては手放したくないはずだが、本人たちの意思で独立もしくは移籍を決めた。2人ともデビュー以来所属している生え抜きだが、このところ、天海祐希、菅野美穂ら移籍組が重宝され、川口春奈、福士蒼汰ら若手の売り出しに力を入れていることもあり、新しい環境で再スタートを切ることにしたようだ」(テレビ関係者)
その背景には現体制に対する不満もあったようだ。
「現在の社長は創業家一族の元タレント。『稼げないタレントは必要ない』というスタンスで、数年前には売れてない歌手を中心に一斉にリストラ。事務所に黙って結婚した歌手の絢香と俳優の水嶋ヒロも事務所と揉めて独立した。居心地の悪さを感じている長年所属している生え抜きタレントもいるようで今後も退社するタレントが出そう」(芸能プロ関係者)
江角の新天地での活躍を期待したい。