「基本、『紅白』にはその年にリリースされた楽曲がヒットしたのかという実績が問われます。だが、企画枠はこの基準に該当しない。いわば視聴率を取るための話題作りのコーナーだと思えばいい」(制作会社プロデューサー)
3人が、『雨あがりのステップ』をネット限定で配信したのは3月のこと。
「当初は様子見だった音楽界だが、あれよあれよという間に20万ダウンロードに達してしまった。しかも、この曲は'20年を見据えた、“パラスポーツ応援チャリティーソング”でもあるんです。3人は日本財団パラリンピックサポートセンターのスペシャルサポーターも務めている。社会的にも意義がある楽曲。NHKサイドも断る理由がないんですよ」(芸能事情通)
ここで問題視されるのが、以前、所属していたジャニーズ事務所のリアクションだろう。ちょっと前なら事務所の総力を投入して横ヤリを入れてきたはず。ところが今回に限って、なぜか沈黙したままだという。
「NHKにしたらジャニーズにそんなことを言われる筋合いはないと考えているからです。元『TOKIO』の山口達也の不祥事によって『Rの法則』(Eテレ)が打ち切りとなった。そうかと思ったら、今度は『NEWS』に未成年飲酒疑惑が報じられ、MCを務める『ザ少年倶楽部 プレミアム』(BSプレミアム)の放送が自粛。こうした不始末を棚上げにして、元SMAP3人の紅白出場辞退を迫るような力は残っていない」(芸能プロ関係者)
ギャラも格安だという。
「企画枠ですからね。紅白では超破格な金額になってしまうんです。おそらく1時間拘束で3万円〜がいいところです」(同)
もし、出場することになったら話題の中心になることは間違いない!