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さくらももこさんの秘密主義が話題 ほかの漫画家の場合は

 8月15日に53歳で亡くなったさくらももこさんの死の事実は、27日にメディアに公表されるまで一切表に出ることはなかった。さらに、10年近くにわたって乳がんの闘病生活を送っていたことも明らかとなった。そこから見えてくるのは徹底した秘密主義であろう。

 さくらさんは、かつては深夜ラジオ番組『オールナイトニッポン』(ニッポン放送系)のレギュラーを務めていた。その声は『ちびまる子ちゃん』の声にソックリなのはよく知られている。雑誌の対談企画などにも登場し、顔出ししていたが、ここ20年ほどは露出を控えている。

 「さくらさんは私生活では89年に担当編集者と結婚し、94年に第一子を出産するも98年に離婚しています。その様子はエッセイでは記されることはありましたが、テレビなどへの露出はありませんでした。まわりから『ちびまる子ちゃん』の作者として特別視されることを望まなかったようですね」(芸能ライター)

こうした秘密主義を貫く漫画家はほかにもいる。

 「『クレヨンしんちゃん』の作者として知られ、2009年に登山中の事故で51歳で亡くなった臼井儀人さんは『漫画家は感動を売るのが使命で謎めいていた方がいい』『読者をがっかりさせたくない』という理由で顔出しを行いませんでした。ただ、ファンだったラジオ番組の『コサキンDEワァオ!』(TBSラジオ系)には出演し声は披露しています。素顔はイケメンのおじさんだったようですね」(前出・同)

 このほか、『珍遊記』の作者の漫☆画太郎(ほか複数の名義あり)、『デスノート』の原作者の大場つぐみなど、漫画界には実態が謎の人が多い。臼井さんが言うように、確かに実態が「謎めいていた」方が読者の興味を誘うのは確かであり、さくらさんもそうした立場を取っていたのかもしれない。

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