さて、今週は大井競馬場で「第28回東京スプリント(JpnIII)」がおこなわれます。歴代優勝馬には、コーリンベリー、ダノンレジェンド、ラブミーチャン、スーニなど、スピード自慢たちが名を連ねています。なお、上位2頭(地方所属馬に限る)には、かしわ記念(JpnI)の優先出走権を、上位2頭のうち南関東所属最先着馬1頭にさきたま杯(JpnII)への優先出走権が付与されます。
本命には、息の長い活躍が柄本明のようなドリームバレンチノです。今年で10歳となる本馬ですが、今年緒戦となった黒船賞(JpnIII)で59kgの斤量を背負いながら4着。唯一の59kgを背負った上に、勝負どころで外を回ったことを考えれば十分評価できる内容。今回は勝った昨年の東京盃と同条件で、じっくりと脚を溜められる大井の外回りになるのはプラス。10歳馬ではありますが、まだまだ第一線で戦っていける力があります。出走馬で唯一のJpnI勝ち馬であり、実績からもここは好勝負必至です。
対抗は、じわじわと力を付けてきたキタサンサジンです。3走前に羅生門Sを逃げ切りOP入りした遅咲きのスプリンター。元々スタートが速いタイプではありませんが、芝スタートだと余計にダッシュが付かないタイプ。近走は芝スタートが多く、余計にテンから脚を使っていましたが、それでも結果がでているから力が付いてきた証拠。今回はダートスタートでテンに脚を使う時間が短くて済み、最後の粘りも増してくるでしょう。今回のメンバーで、力を付けてきた今ならここでも十分勝負になるでしょう。
▲はレーザーバレット。
以下、カリスマサンスカイ、ブライトラインまで。
◎(4)ドリームバレンチノ
○(10)キタサンサジン
▲(8)レーザーバレット
△(6)カリスマサンスカイ
△(2)ブライトライン
買い目
【馬単】5点
(4)→(2)(6)(8)(10)
(10)→(4)
【3連複1頭軸流し】6点
(4)-(2)(6)(8)(10)
【3連単フォーメーション】9点
(4)→(6)(8)(10)→(2)(6)(8)(10)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。