◎ナイスミーチュー
○グラッツィア
▲ハートビートソング
△クリールパッション
△サトノプリンシパル
5月の平安S(2着)以来4か月ぶりとなるが、ここを目標にじっくりと仕上げられてきたナイスミーチューの気配が良好。今週の坂路での追い切りでは併せ馬で遅れたものの、元々稽古駆けするタイプではないので、一杯に追われて52秒前半の時計なら心配することはなく好仕上がりとみてよいだろう。昨年、このレースを勝っているように阪神2000mはもっとも得意な舞台。狙い通りに中団あたりでレースを進められれば連覇も十分。
前走・ラジオ日本賞で「馬が変わった」そんな見違えるような競馬をしたグラッツィアが引き続き絶好調。柴田善騎手も本格化の手応えを口にしており、勝ち負けに加わってきそうだ。
穴の魅力は右回りに良績が集中するハートビートソング。休み明けの分、やや太め残りではあるが、阪神2000mは2戦2勝とベストな舞台だけに侮れない。他では、8歳馬だがまったく衰えがなく、むしろ前走・エルムSあたりから上昇気配すら感じられるクリールパッション。同厩でトップハンデ58.5キロを背負うグランドシチーよりも魅力がある。3歳馬サトノプリンシパルもマイペースで行けるようなら馬券圏内に残るかもしれない。
【馬連】流し(13)軸→(1)(3)(9)(15)
【3連単】フォーメーション(1)(13)→(1)(13)(15)→(1)(3)(9)(15)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。