現在、婚活サービスを利用して結婚にこぎつける人の割合は、約10パーセントらしい。だが、植草がスペシャルアドバイザーを務めるコースを利用した人の成婚率は、業界最高の約80パーセントにも上るようだ。
コースでは、婚活サイトで知り合っても、一向にデートに発展しないケースが多いことから、「何月何日何時何分にどこで待ち合わせをして、何を食べて、水族館に行って、お散歩して、何時に駅まで送ってさよならしなさいね」と、かなり細かいフォローをするらしい。あまりに能動的すぎるため、司会の千原ジュニアは「(そんな人任せで付き合って)その後大丈夫ですか?」と心配する。
しかし、植草は「でも、私は結婚してもらえればいいので」と、“あくまで結婚させるまでが自分の仕事である”とビジネスライクな考え方を持っている。この発言に対して、聞き手の坂上忍は、「今の好きですね!割り切ってて」とサッパリした仕事観を持つ植草に絶賛の声を上げた。
植草は仕事内容を一通り話した後、仕事で遭遇した「だから、結婚できないんだよ」と感じた人の特徴について語り出す。まず挙げたのは「女子アナと結婚したがる男性」だ。聞き手の古舘伊知郎は「なんで女子アナと具体的に結婚したいって…」と質問。植草は「『自分はアナウンサーと結婚した』って言うことを自慢したい」と見栄のために結婚を考える男性は少なくないようだ。
また、植草は男性だけでなく、女性に対しても辟易しているらしい。その女性は「現実から目を背けるアラフォー女」だ。「自分の市場価値を認めない!望みが高い!絶対下げない」「20代の時と同じ感覚で婚活に挑む!終いには『ろくな男いないじゃん』って」と、選ばれる側としての意識が低い女性に対しても声を荒げた。
歯に衣着せぬ物言いに、坂上は「植草さんと飲みに行きたくなったな」と、シンパシーを感じたのか、植草の話を終始笑顔で聞いていた。
植草の話を聞いていると、「婚活サービスを利用する人は一癖も二癖もありそうな人が多いのではないか…」と不安になってしまう。そういった人は本当にごく一部であると願いたい。