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目玉探しが難航する紅白歌合戦

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安室奈美恵 公式ホームページより

 来年9月での引退を発表している安室奈美恵が出場するかどうかが注目されている、おおみそかの「第68回紅白歌合戦」の内情を、発売中の「週刊ポスト」(小学館)が報じている。

 安室をめぐっては、引退発表の際、一部スポーツ紙が早々と紅白のトリが決定したかのような記事を報じた。また、同局の上田良一会長は、10月5日の定例会見で「そういう皆さんに喜んでいただける展開になればいい」と、安室の出場についてかなり前向きなコメントをしていた。

 しかし、同誌によると、安室の出演は絶望的な状況。昨年のリオ五輪では、安室の「Hero」がNHKでのテーマ曲だったことから、上層部が出演を頼み込んだものの実現せず。そして、今年も安室サイドとの交渉は進んでいないというのだ。

 「引退の理由を明かしていない安室だが、年齢による体力の衰えなどでの、パフォーマンス低下が理由であることは明らか。そんな状況で、紅白の生放送でパフォーマンスするとは思えない。しかし、NHKは生出演を絶対条件にしているようで、交渉が折り合うはずがない」(音楽業界関係者)

 同誌によると、出場者として名前があがっている1人が、今年サッカー解説で注目を集めた歌手の小柳ルミ子なのだとか。

 小柳は、来年の大河ドラマ「西郷どん」に出演。代表曲は、今年亡くなった作曲家・平尾昌晃さんの「わたしの城下町」と「瀬戸の花嫁」で、出場する理由が十分だという。

 ほかには、今年傘寿のメモリアルイヤーだった加山雄三、24時間テレビで母の「さよならの向こう側」をカバーした、山口百恵さんと俳優の三浦友和の長男・三浦祐太朗も有力候補だといわれている。

 「目玉歌手がいないのを“懐メロ”頼みでカバーするのが精いっぱいなのでは」(同)。

 さすがに、節目の70回を迎える再来年は、目玉級の歌手が多数出場しそうだが…。

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