「先日、テレ朝の社長会見で、2人の退社について聞かれた角南源五社長は、『新しい環境でそれぞれ頑張るのではないでしょうか』と語ったが、決して明るい表情ではなかった。特に、小川アナはライバル局・TBSの『NEWS23』のキャスター就任報道も出ているので、心中穏やかでいられるはずがない」(会見を取材した記者)
宇賀アナがアシスタントを務めていた朝の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」の後任は、なんと4月に入社する元乃木坂46の斎藤ちはる。入社し立ての新人をいきなりレギュラーに抜てきしなければならないほどの人材不足なのだ。
そんな中、発売中の「フラッシュ」(光文社)が、同局の田中萌アナウンサーが着々と復権していることを報じている。
田中アナは、山形県出身で、明治大学卒業後、15年に入社。同9月、1年目にもかかわらず朝の情報番組「グッド!モーニング」に抜擢され、キュートなルックスで人気を集めていた。ところが、16年12月に一部で共演する同局の加藤泰平アナウンサーとの不倫疑惑を報じられてしまったのだ。
その後、両アナは同番組から“自然消滅”。その後、田中アナはバラエティーなどには出演したが、情報・報道番組からは遠ざかってしまっていた。
同誌によると、このところアナウンス部は田中アナの露出を増やしていく意向。もともと、その実力は上層部からも現場からも折り紙付きだったというのだ。
「この状況だと4月の改編で田中アナの抜てきがありそう。ただし、もう1回何かやらかしたら他部署への左遷もあり得そうだ」(テレ朝関係者)
エース級アナの相次ぐ退社が、田中アナには“追い風”となったようだ。