問題を起こしたゆえの降格人事にも聞こえるが、実は違う。彼女には栄転的な人事が検討されているのだが、そこに局にも彼女自身も悩みがあるらしいのだ。
「いまテレ朝は、視聴率好調でキー局2位にまで上がってきた。その上昇モードに大きく貢献したのは、竹内アナ。局も高い評価をしているようです」(テレビライター・小林タケ氏)
竹内アナは、いまや国内だけでなく海外でも人気がある“国際アナ”。
「昨年の世界水泳(世界選手権)やロンドン五輪でも、その美女ぶりが話題となった。外国人選手は日本の女子アナというと1、2にも竹内アナを出してきて『きれい』『付き合いたい』となる。日本人選手より評判がいい」(前出・小林氏)
それだけ彼女が魅力的だということもいえるが、
「ただ、少なくとも日本では番組でやたらパンツを見せる“パンツアナ”で人気を得たという印象がある。入社当初は全然人気がなくて、パンチラをしたら当たったという感じでしょう。その分、局も扱いに苦慮しているんです」(同)
いまや女子アナ界でも5本の指に入るスター。しかし、そのわりには『ミュージックステーション』など低視聴率番組の担当が多い。
「いま局の調子がいいので、もっといい番組をつけたい。ただ、いかんせん番組もない。民放では割と硬派な局だけにニュース担当で、さらに視聴率アップをさせたいという思いはある」(テレビ朝日関係者)
現在、彼女は『報道ステーション SUNDAY』も担当。徐々にではあるが、ニュースアナの道も進みつつある。
「しかしニュースに不可欠な読みは全然うまくなく、加えて知性派でもない。これまで音楽、サッカー、落語などをして、完全に“なんでも屋”。局は、将来的に看板の『報道ステーション』も視野にいれているのですが、担当部署がない状態。人気があっても専門職アナでないのが難点」(前出・テレビ朝日関係者)
もっとも、本誌がイチ早く報じた“パンチラ”に関しては、むしろ局としても理解を示しているのだという。
「上層部には、パンツで売ったのだから、それで行けという現状派も多い。竹内アナも、色気は持っていても、自分に素養がないのは知っている。まさかミニスカ、ノースリーブでの原稿読みで視聴率稼ぎというのも見苦しい。いま本人もこの先が見えないんです」(女子アナライター)
“パンツ専門アナ”で生きるしかないのか。