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NHKがまだ諦めていない安室奈美恵・桑田佳祐紅白出場

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提供:週刊実話

 早くも目玉なし、サプライズなしと、ヤリ玉に挙げられている年末の『NHK紅白歌合戦』だが、出演者や演出を巡り制作スタッフ陣が大混乱に陥っている上に、出場大本命と言われた2人のアーティストからも袖にされているという。
 「来年9月に引退を発表した安室奈美恵(40)ですが、いまだに出場OKの返事がもらえていない。理由の一つは、安室が人前で話すのが苦手なこと。もう一つは、安室の引退報道の時に、NHKが無断で元夫のSAMとの婚約映像を流してしまった。これにかなりカチンと来ているんです」(レコード会社ディレクター)

 続いて今年、大人気となった朝の連続テレビ小説『ひよっこ』のテーマ曲を歌っていた桑田佳祐(61)の出演も、ここへきて雲行きが怪しくなってきた。
 「NHKは『ひよっこ』メンバーを出演させ、寸劇と桑田の曲を組み合わせて演出しようとしていた。ところが、8月に放映された『SONGS』で似たような企画をやってしまっているんです。しかも、桑田は大晦日に横浜で年越しライブを行う。桑田サイドも乗り気ではないといいます」(制作関係者)

 もっとも、NHKはいまだにこの2企画を諦めてはいないという。
 「出演料は基本、雀の涙しか出ない紅白ですが、安室に関しては最高額となる200万円〜を提示しているという。一方の桑田にも音楽番組のMCを提案するなど、VIP待遇で交渉を続けています」(NHK関係者)

 他の出演者交渉においても、NHKはギャラアップなどで懸命にオファーをかけ続けている。
 「例えば、今年で傘寿を迎えた加山雄三には100万円。『24時間テレビ』(日本テレビ系)で、山口百恵の『さよならの向こう側』をカバーした三浦友和の長男・三浦祐太朗は50万円で当たっています。昔の様な一ケタの額では釣れなくなっていることは、上層部も十分承知している。今後は民放に近い金額になるはずです」(同)

 昨年同様、今年もギリギリまで話がもつれそうだ。

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